任期満了に伴う新潟県上越市議選(定数32)は4月26日投開票の結果、新社会党推薦で現職の牧田正樹さん(55歳、党県本部副委員長)は4167票を獲得し、2位で2期目の当選を果たした。
選挙戦には36人立候補した。新型コロナウイルス感染の影響で投票率の低下は避けられないとみられたが、47・65%と前回の54・55%から約7ポイント下がった。また、今回は女性が前回の0から一挙に7人立候補するなど新人が11人立ったことが特筆される。
牧田さんは前回新人ながら4777票と市政史上の最高得票でトップ当選したこともあり、他陣営から「牧田は大丈夫」攻撃を受けて厳しい面もあったが、4年間の地道な活動が評価され、最小限の得票減に食い止めた。
特に議会毎に一般質問を行い、年2回の「議会便り」を手配りし、地元の2つの小学校区には全戸配布してきた。また、地元の通学路に信号機の設置や用水路へのガードレールの設置など自治会と一緒に取り組んできた。
選挙戦では、「つくります新しい上越市」と訴え、集落毎にミニ街頭演説を行うなど、前回から運動の質的向上もあった。
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