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ソウルの水曜デモ 過去に学ぼう
橋本勝
 なぜ、国は「従軍慰安婦」問題に
 まともに向き合おうとしないのか!?



 いわゆる「従軍慰安婦」として性奴隷を強制された韓国女性とその支援者たちが、日本政府の公式謝罪と賠償を求めて1992年1月から毎週水曜日に韓国ソウルの日本大使館前で行っている「水曜デモ」。その1024回目が5月30日に行われた。私も日本からの参加者10数名とともに参加、そこで私は4枚の絵を掲げてアピールした。 

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@1945年8月15日
ラジオから天皇の玉音放送が流れ戦争が終わった
その累累と横たわる無数の死体を見よ
数百万人ものの日本人が
無念の死をとげた
だがその戦争は
日本がアジアにしかけた
侵略戦争であったということを忘れてはならない
それは2千万人にもおよぶ
アジアの人たちに死をもたらしたのである
戦争はもうコリゴリ
戦争するような国家はゴメンだ
そんな人びとの平和を願う強い思いにより
戦後の日本は出発した
だが、なぜあのような戦争をしてしまったのか
その責任はだれにあるのか
また一般の国民に責任はないといえるのか
そうした問いをあいまいにしたまま
今日にいたってしまったのではないか
という厳しい問いをこの場で投げかけたい








A戦争、破壊と殺ししかもたらすことのない戦争
人間のあまりの愚かさと、残虐さには
言葉を失うばかりだ
戦争という巨大な歯車は回りだすと止めることは不可能だ
その歯車のひとつのコマとさせられたら
もう個人の力で抜け出すことはむずかしい
戦争を作りだす巨大なメカニズムの中で
あまりに無力としか思えないひとりひとりの人間が
戦争をなくせるとしたら・・・・








Bなぜ
戦争をなくせないのか
それは過去の戦争を
真剣に学ぼうとしないからだ
戦争がいかに残酷で
非人道的なものであるかを
過去の戦争より学ぶことで
未来の戦争を防ぐために生かすのだ
たとえば
女性を強制的に
兵士のための性的奴隷にした
日本軍のおかした戦争犯罪である
「従軍慰安婦」の問題だ
これをなかったことにしようとしたり
知らせまいとすることは
ふたたび戦争を
招きよせずにおかないのだ
過去の戦争を
真剣に反省することで
未来の戦争をふせぎたい







C人と人
手をつなぐ
人と人
争い、殺しあうなんて無意味なこと
人と人
手をつなぐ
この世界に平和をもたらすことは
決して不可能なんかじゃない
そして地球上のたくさんの命たちともに生きていく
平和って素晴らしい
だから私たちは
戦争放棄をうたった
憲法9条を大切にしたいと思うのです





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