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2011年9月13日 |
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上関原発計画 |
白紙撤回させよう 現地の全国集会に1250人
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中国電力の上関原発建設計画を止めようと8月28日、山口県上関町の室津海岸で上関原発反対全国集会が開かれ、1250人が参加した。集会は、原発予定地の3キロ沖にある祝島の島民や原水禁山口県民会議などが主催したもので、被爆地の広島、長崎両市を出発したキャラバン隊をはじめ東北や鹿児島など全国から原発廃止を求める人々がかけつけた。
集会では祝島島民の会代表の山戸貞夫さんが、「故郷を離れる事態にならないために30年間闘ってきた。今後も国や中電が新設を諦めるまで全力で闘う」と決意を表明。
長島の自然を守る会代表の高島美登里さんは、「世界に5000羽しかいないと推定されるカンムリウミスズメ、同じく希少種のオオミズナギドリを守るために共に頑張りましょう」と訴えた。
また、福島から参加した平和フォーラムの竹中柳一代表は、「先祖伝来の山や田地を失った。そして今、生活を失った。さらに未来への展望をなくした」と過去・現在・未来の視点から原発絶対反対を訴えた。
この後、参加者はのぼり旗やプラカードを掲げて町内をデモ行進し、最後に、「上関原発計画の中止は、国の脱原発政策に大きく関わる」等の集会宣言を採択した。集会には中国地方各県の新社会党員も多数参加した。(広島・齋尾)
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