2011年9月27日

    脱原発で若者が発信
    将来を想うハンスト


左から関口さん、山本さん、米原さんの楽しいハンスト
 未曽有の福島第一原発事故から6カ月を経た9月11日から10日間240時間、4人の若者が原発ゼロを目指して経済産業省前でハンガーストライキを行った。

 将来を思いたちあがったのは、岡本直也さん(20歳・山口県上関町祝島)、米原幹太さん(21歳・千葉県)、関口詩織さん(19歳・東京都)、山本雅昭さん(22歳・東京都)の4人。サポーターに多くの若者が加わった。

 代表格の岡本さんは、大学を中退して自分の道を探しているときに、上関原発阻止の闘いに触れ、祝島に移住、現地の人ととも
岡本直也さん
に埋め立て阻止の闘いに参加、今日の繋がりの見えない、全てが他人事になっている社会・システム、自然に気がつき、将来を想うハンガーストライキを思いついたという。

 紅一点の関口さんは、「原発によって脅かされる命」「未来の社会」を、私たち若者が真剣に考え、原発のない社会をつくりたいと思っていることを、多くの人に知ってほしい、と訴える。

 若者たちは原発の負の遺産をこれ以上背負いたくない、そして最も放射能の影響を受ける子どもたちに、これ以上の負の遺産を残したくないと立ち上がっている。多くのつながりもこの取組みで拡がっている。


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