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  4. 2013.01.01
2013.1.1
 
経済危機と戦争が同時進行


 
 今年、日本では自民党政権下で7月参院選を迎える。資本主義の危機は人びとの暮らしに転嫁され、社会の矛盾は深まっている。


 欧州では緊縮財政策に反対し、職と生活の安定を求める人びとに催涙ガスが撃ち込まれ、金融資本は民営化と公金支援で利益を上げ続け、NATO軍は米軍と汚い戦争を仕掛け、戦域をアフリカに拡げている。


 アジア地域では「棚上げ問題」が紛争化し、新たな民族・宗教対立が煽られ、東シナ海、南シナ海、ミャンマーで緊張が高まっている。背後に「アジア重視」の米国がいる。成長する中国、インドなど世界は多極化し、同時に貧困・格差、環境破壊が広がっている。


 朝鮮民主主義人民共和国とイランを敵国視する米国は、「核のない世界」を謳いながら、臨界前核実験を強行した。


 反貧困、反帝国主義の国際連帯を強めよう。

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